成と艶の北海道道中記

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2006年 11月 29日

ばんえい競馬 廃止決定

先日も書きましたがいよいよばんえい競馬の廃止が決定となりました。
市営競馬としてのばんえい競馬は今年度を限りとして運営を廃止して清算されることになりました。廃止ありきが先行してしまった感があって、廃止の決定が報道されてから慌ただしく各方面から存続へののろしが上がっている感じです。
主催者の4市は多額の累積赤字のほか慢性的に赤字が増えていく現状の解消には廃止清算以外の選択肢はなかったのでしょう。確かに今までの赤字分の処理は4市によって対応しなければならないにしても、ばんえい競馬の運営そのものついては引き受け手を各方面に働きかけても良かったのではないかと思います。
直接の関係者として、調教師、騎手、および厩務員約250名が失業します。そほか馬主約370人、生産農家約270戸も影響が大きいでしょう。
そして最大の被害者は、馬たちでしょう。今登録されているばんばのほか、今年生まれた子馬、そして来年春にも子馬は生まれてきます。これらの馬の大半はばんえい競馬がなくなると必要とされないものとなってしまいます。多くは産肉用馬として処理されていくこととなるのでしょう。
生産農家も価格の安い肉用馬のみの経営では大変でしょうから、馬を飼う農家も馬もきっと激減してしまうかもしれません。
ばんえい競馬の廃止が決まってから、”馬文化の保存”ということが取り上げられるようになりました。現実はばんえい競馬が存在したので、ばんば(農耕馬)が今の頭数で残っていると考えるべきでしょう。
来年3月の廃止までに、良い方策が見つかることを望みたいです。
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by naru-tsuu | 2006-11-29 00:47 | 私的なコメント


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