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成と艶の北海道道中記

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2009年 07月 20日

白糠線探訪 その13

少々時間がかかってしまいましたが、運行終点の北進駅の所在地上茶路二股地区に到着です。
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ここから大きく2つの沢に分かれていくことから、二股という地名となったのでしょう。右股はここで右折して行くのですが、、この写真の正面を左寄りに進んでいく感じです。足寄町上螺湾地区へと道道143号北見白糠線として工事が進められていましたが、北海道の事業見直しにより中止されています。
また本別と書かれた左股方向は国道274と国道392の重複区間で1982年国道昇格以前は道道白糠本別線でした。左股より釧勝峠を超えて浦幌町川上地区、本別町へと続いています。今では想像も出来ませんがかつてはこの左股地区にも学校があった時期がありました。
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昭和45年上茶路炭鉱が閉山となってこの地域全体が純農村地帯となってからは、二股地区が地域の中心となって学校もここに集約されていたことが伺えます。
白糠線探訪 その13_e0024478_23425674.jpg

これが現在の北進小中学校跡地です。
数年前までは写真左手に校舎と体育館がありましたが現在は取り壊されてしまい、閉校記念に校舎前に作られたタイムカプセルだけが残されています。
白糠線探訪 その13_e0024478_2351445.jpg

白糠線探訪 その13_e0024478_23523416.jpg

来年秋にこのタイムカプセルは開けられるのでしょうか。思いのたけをこれに詰め込んだ人たちにとって埋設から10年はどんな歴史となるのでしょう?

時間が遅くなってしまいましたので北進駅は明日に譲ります。ごめんなさい。

by naru-tsuu | 2009-07-20 00:11 | 旧白糠線 探訪


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