2008年 06月 29日
前回は、十勝側の様子についてアップしましたが、釧路側についてのアップが遅れてしまいました。色々と詰め込みたい思いもあって、内容が思うようにまとまりませんでした。 今工事中の阿寒ICまでの道路事情を書いてみます。 本別ICは国道242号と専用道で結ばれ、2kほど先の交差点より釧路に向う国道274号と国道392号が起点として274号は白糠町二股まで、そして392号は白糠町西1南3の交点で国道38号と重複して釧路市大楽毛3線の国道240号交点まで。そして国道240号はここを起点として、阿寒湖畔釧北峠美幌町経由で網走市まで。ここ大楽毛から阿寒湖までを「まりも国道」と愛称されています。阿寒 ICはこの国道の旧阿寒町旭町付近に出来るものと思われます。 話が少し前後しますが、国道392号は、重複部分を除くと実質は廃線となった旧白糠線部分となります。この道路は1954年道道本別白糠線と認定され、1973年開通。くしくも白糠線が上茶路~北進間が延伸された頃になります。1982年4月、国道392号に昇格、翌年には白糠線が廃線となります。蛇足になりますが、国道274号は二股(北進)より釧路市阿寒町舌辛原野、阿寒町徹別原野~阿寒町ニニシ別原野39線不通区間がありますが、後者には市道などの代替道がありますが、前者部分はいまだにまったくの計画線となっています。 またここ二股からは、白糠線が足寄町延伸の遠大な計画があったように、道路にも、道道北見白糠線が足寄町上螺湾より二股間で建設が進められましたが、北海道開発局の再評価により平成17年建設中止となりました。再評価の内容はこちらから。 現在、建設中の高速道は今の国道の南側を直線的に進み、南茶路、縫別辺りに白糠ICはできるようです。 話が長くなりましたが、国道392号橋様子を見てください。 そしてこれにつながる茶路川橋 この写真の手前、草むらと道路部分が白糠線の線路跡です。 この橋脚の先をいくつかのトンネルと橋で結んで十勝本別ICとつながります。 次はアップが遅れている、白糠線の遺構を載せたいと思います。
by naru-tsuu
| 2008-06-29 13:13
| 田舎通信
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